ホーム -> 電気工作 -> 表示用真空管 -> 4桁 IV-9時計

フィラメント管IV-9(ИВ-9) 4桁時計 制作メモ


  • 発想 2016年7月
    • VFD、ニキシー管、デカトロン、マジックアイを動かしたのでフィラメント管も動かしてみたい。

  • 構想 2016年7月
    • 7月
      VFDのLD8035Eと同じくらいの大きさで4桁時計が出来るのではないか

  • 実装についての考え
    • 7月  
      ダイナミック点灯が出来ないので8x4=32ビットをスタティックにドライブする必要が有る。
      40ピンICとなると大きくなるのでフラットパッケージで44ピン又は64ピンの物になるだろう。動作電圧は5V又は3.3V単独で出来るだろう
    • 10月14日
      ドライブに4セグLEDドライバが使えないか。74HC4511が使えそうだが電流が10mAまでしかTIのデータシートにない。これではダメだろう。
      7447は40mA流せるので良いのだが、電源が5Vなので使えない。74HC47というのは有るのか?-->今も所見つからない。諦める
    • 10月15日
      ドライブに普通のロジックICが使えないか?
      -->74AC541が24mA出力できるのでをドライバとして使えそうだが、24mA取れるのは5Vの時で3.3V時の保証はない。のでダメ
      -->普通ではないがTC74LCX16244FTが有る。3.3VでもこのLCXは24mA保証している。電源ピンの制限もピンあたり100mAでGNDは8ピン、VCCは4ピンなので、Lowアクティブ(コモン3.3V)でも、Highアクティブ(コモンGND)でも大丈夫。RSで179円で有る。但しパッケージがTSSOPなので0.5mmピッチを半田付けしなければばらない。
      -->74LCX541がある。これも3.3Vで24mAを保証しているが、電源ピンの制限が100mAでVCCもGNDも1つしかないので全点灯した時にダメ。これは惜しい。SOPパッケージがあるので半田付けも何とかなる。実験は74ACT541を使っても良いだろうに。残念
      -->同じように74LCX374も有るがこれを使えば32ビット使わなくても、12ビットで4桁表示が出来る。でも電源ピンの100mA制限でダメ
      普通のロジックICが使えないならFETにするか。FET+抵抗で1セグドライブになるだろう。場所を食いそう。基板寸法としては100x29mmを最大にしたい。高さはIV-9が35mmなので50mmに抑えたい
      径が10.8mm(11mmとする)なので15mm間隔で2番目と三番目は少し広く20mmとするとIV-9だけで61mm場所を食う。CPUをATmega64を使うとすると TQFPでピン-ピンで16mmなので20~25mm角位の場所は必要なのでIV-9で61mm取られると残り14mmなので100mmでピッタリ位になる。他の大物部品として DCジャック(電源)、MIL6Pコネクタなどが入るか? もし入ったとして それにライバを考えるとFETみたいな小さなものをばらまいた方が良さそうな気がする。TSSOP48ピン2個、SOP20ピン4個はギリギリ入るとしても、電源コネクタもMIL6Pも表面実装の方が良いだろう。 BOXヘッダーはカタログ上は「Sunny Young Enterprise」である(何処で売っているか?)が、手はんだは無理だろう。DCジャックは秋月に表面実装がある。実装を考えるとドライバもシリパラ変換みたいな方が配線が少ないので入れやすいだろう。
    • 10月16日
      基板のスペースを考えた時 ドライブICはシリパラ変換のLEDドライブを使うのが良さそう。但し本来はLED駆動なのでIV-9の様な抵抗体をうまく駆動できるか心配。
      5Vを使った時の電流制限でパルスを使った実効値で電流制限をされているとIV-9の最大電圧の4.5Vを超えてしまうかもしれない。
      実際はそれでも見た目上は動くと思うが、寿命などに影響するのではないか。
      なので本当にアナログ的に電流制限をしていないのなら 74LCX16244を使った方が良いだろう。
      そうなると基板は大きくなり100x100ぐらになりそうな気がする。
      RSで「TLC5916IN」を購入して実験してみたい。(4.5Vを超えるならシリーズにダイオードを2つぐらいコモンに入れて何とかならないか) これでうまくいけばこれを4つ並べれば良くてCPUも小さい物が使える。
      74AC595を4ビット使うのならGND端子の制限から逃れられるから 8個使ってドライブするのも良いだろう 72x47mmに入らないか?アクリル板がそのまま使える。
      3.3Vの時のRTCはSPIでは
        「RX-4035SA」はどうか?(SEMICONBOX で買えるが(B)なので月差1分の物、900円)
        「RX-4045SA(AA)」はどうか?(SEMICONBOX で買えるが(AA)なので月差13秒の物、国内在庫1550円、シンガポール759円)
        「RX-4803SA」はどうか?(SEMICONBOX で買えるが(UA)なので月差9秒の物、1170円、シンガポール759円)
        「RX6110SA」はどうか?(SEMICONBOX で買えるが(RX6110SAB-L2)なので月差1分の物、720円)
      3.3Vの時のRTCはI2Cでは
        「RX8900SA」はどうか?(SEMICONBOX で買えるが(UA)なので月差9秒の物、1067円)
        「RX-8803SA」はどうか?(SEMICONBOX で買えるが(UA)なので月差9秒の物、845円)
        「RX-8025SA」はどうか?(SEMICONBOX で買えるが月差13秒の物1030円、RSで537円)
      結局 5V系でLEDドライバーでうまく駆動できるのが一番簡単そうに思う。
    • 10月19日
      TLC5916を4個使って、ATmega328を使う回路図を書いた。
    • 10月20日
      TLC5916のテストからもこの回路方式で出来るだろう。後は基板がどの位の大きさになるか....。
    • 10月21日
      76x51mm(秋月C基板用のアクリル寸法)の大きさで基板図を書いた。DIPを使用した。
    • 10月22日
      76x51mmだと基板の値段が高くなるので1mmづつ小さくして、75x50mmにした。
      それと以前のmega168で7セグLEDとRTC(DS3234S)を使った回路に近づけた。(スイッチ、cds、rtcを同じポートに割り振った)
      回路図基板図

  • 現状
    • 10月1日
      アマゾンで有ったはずなのだが、見つからないのでIV-9を5個Tubes_Storeに注文した。
    • 10月13日
      IV-9が来た。約3Vを接続して5個全て正常に動作しているのを確認した。LD8035E(VFD)と同じ様に7セグ+ドットの構成だが、見た目はこちらの方が情緒が有る。
    • 10月18日
      TLC5916をRSに頼んだ。-->19日に来た。
    • 10月20日
      TLC5916を使ってIV-9を光らせた。(電源は5V)電流制限が1.5kΩだと暗い。OUT端子の電圧が3.3V位。
      電流制限を1kΩにすると結構明るい。OUT端子の電圧は約1V位。約20mA流れているはずで 総電流も180mAなのでその位だろう。これで良いだろう。
      オシロでOUT端子を見た。スイッチングではなく直流電位で制御している。
    • 10月25日
      以前作った168+RTC+7セグの基板にTLC5916+IV-9のブレッドボードをつなげて回路チェックと簡単なプログラムチェックを行った。
      基本的に動いた。暗くなった時の明度調整はまだできていない。刺激的な光ではないので調整しなくても良いような気がする。毎正時のアニメーションも無い。
      取りあえず、実験はここまでとする
    • 11月2日
      基板を Elecrow に注文した。
    • 11月8日
      基板()が来た。土日が入ったのに速い
    • 11月21日
      基板を組み立てた。IV-9の取付、位置決めにちょっと苦労した。 動作確認してOK。
    • 12月26日
      周囲の明るさによる三段階の減光処理を追加しました。
    • 12月30日
      管の上に透明アクリルの屋根を付けました。
  • 参考資料
    • 基板(ガーバーファイル)
      基板に関してはこのファイルを直接使う事は止めてください。なお、基板(生基板)は 現在の手持ち分に限り 無料で差上げます。 こちら連絡先へメールをお送り下さい。

ホーム          カメラと写真        2017年1月29日更新 Taishi