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江戸 明六つ時計
外観 回路図 パターン図 取扱説明書

 PIC16F1847を使った江戸時代の時刻を表示する時計で、CR123A電池二本で動作します。
 回路は グラフィックLCD表示器、RTC、モータ駆動回路が有り、LCD表示、時刻計算などをCPUが行います。
 このC言語のプログラムは 電源をONすると 明六つ位置(基準点合わせ)を行ってから、現在の時刻(江戸時代の時刻表示)を回転する表示板で行います。
 動作に関しては取扱説明書を参照してください
 CPUはPIC 16F1847、RTCはPCF8563で共に表面実装品で 他の抵抗、コンデンサ、ダイオード、トランジスタも表面実装品を使います。
 LCD表示器は現在のグレゴリオ暦(西暦)の時刻表示を行い、設定にも使います。
 江戸時代の時刻に関しては 小説「大江戸神仙伝」などで書かれている不定時法の説明から 現在の時刻、日時(グレゴリオ暦)を元に計算をしています。
 電池は 通常の使い方で 約1年間使える予定です。
 プログラムに時刻の微調整機能を追加しました。(V2.00)

2016年6月23日
作成後1年の間を電池交換なしで無事動作し続けました。
時計精度としては約3分遅れです(平均月差15~20秒)。グレゴリオ暦を使い 1分1秒をうんぬんする現代としてはちょっと悪い感じですが、明六つ時計としては十分だと思います。
今後もこのまま連続運転を続けます。

2016年11月20日
作成後約1年と4か月で江戸時代の時刻表示がおかしくなりました。液晶表示(西暦)は動いているのでモーターを動かすパワーが無くなったようです。
電池を交換してまた連続運転を続けます。

2018年5月2日
液晶表示(西暦)、江戸時代の時刻表示ともに 動いていません。 気がついたのが今日であっていつから動いていなかったかははっきりしません。 但し、LCD版を動かし始めた時には 江戸時代の時刻表示、液晶表示(西暦)ともに動いていた事は確認していますので、2017年の暮れか、 2018年の新年辺りで動かなくなったのかもしれません。
連続動作は、これで終わりとします。

 制作に関するメモ


ホーム          カメラと写真        2018年5月2日更新 Taishi