- 12月31日
「ir_rec_and_output」の回路図(remote_for_tv2 に有る)を元にして、大体書き終わった。(CR2450のライブラリが無い)
基板図を始めたが、スルーホール部品が有ると裏面にも制約が有るのでなるべく、SMDにしたい。6ピンコネクタもSMDが有るが、
現在は、納期不明な状態なので使わない方が良いだろう。
秋月に「S6B-ZR-SM4A-TF」が有る。横向きだが、SMDなので検討の余地は有りそう。
スライドスイッチも SMDにしたい。
電源ONのLEDの所のスイッチはパターンのジャンパーで半田を盛る方式にする。
秋月にSMDスライドスイッチ(SSSS213202 アルプス)があり、寸法的にも使えそう。価格は10個で300円なので使えるだろう。
単極双投なのに端子が6個有るので、実際の接続がどうなるのかハッキリしない。感じとしては左右に広がっている端子が共通で
どちらに繋いでも同じ事になる様な気がする。買ってみるのが速い気がする。
(同じ物がRSにも有ったが価格は5個で848円)
マルツ(digi-key)でTSAL6400を売っている。1個93.03円、10個で73.98円。
早めに10個ぐらい買って置いた方が良さそう。
- 2022年1月1日
電源ONのLEDを光らせないスライドスイッチは止めて、SMD1.27mmピッチのヘッダーにした。
電源スイッチはSSSS213202のライブラリを作ってそれに変更した。実際の動きがハッキリしないが推測で書いた。
CR2450の電池ケースを上から板バネで止める方式の物BK-2450SM+BK-2032Mにライブラリを書いて変更した。
これでSMDで無い物は、赤外LEDと6ピンコネクタと大きな丸型のタクトスイッチの3つになった。
全てSMDにすると部品の配置が相当楽になる。今の所 6ピンコネクタと大きなタクトスイッチがネックになっているが
入らない事はないだろう。
- 2022年1月2日
SMDで無い物の、赤外LEDと6ピンコネクタと大きな丸型のタクトスイッチの3つはそのままスルーホールとした。
基板図を描いた。一応全て入り、線もつながった。
部品番号とか、部品名とか、パターンの直角を止めるとか、細かい作業は残っているが、基本的にはこれで行けそう。
- 2022年1月3日
マルツと秋月とモノタロウに、基板を頼む前に寸法や動作を確認したい部品を注文した。
今日は正月なので、来週に手に入れば御の字だろう。
回路図と基板図を描いた。穴あけ治具も基板図に追加した。
ガーバーファイルも出来た。
- 2022年1月4日
部品表を作った。
思い立ってから、約1週間でハードの設計は終わった。
後はプログラムを作る。
以前のテレビ用リモコンプログラムに、スイッチを8個追加して、それに合ったデータをだせるようにして、16F1827用にすれば良いはず。
プロジェクトを作った。まだ何もない。箱だけ作った感じ。
データシートをよく見たら、状態変化割込みはポートBだけにしかない。
なので、今の回路で、以前のTVリモートのプログラムを拡張してもポートAのスイッチは割込みが来ない。スリープから復帰出来ない。
何しろ、このままの回路ではTVリモートのプログラムを拡張して使う事は出来ない。ハードを変更するか、ソフトを変更するか。
ソフトを変更すると、消費電流にも影響するので、なるべく変えたくないが....。
考えられる案として
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一定時間の割込みで、スイッチのビット見て、取り込んで置く。
そして、割込み処理後のメインループで、そのスイッチのビット見て処理をする。
そのメインの処理は直接ポートデータを見ないだけで、殆どTVリモートの拡張と考えてよいだろう。
問題点は、一定時間をどの位にするか?余り長いとスイッチの反応が遅くなって、使った時に違和感が出る。
スイッチの2度見があるので間隔としては長くて50mSだろう。これで割込み処理と、メインの判断で押してないと判断して再度スリープに入るまで
どのくらいの時間が掛かるだろう。10uSは無理だろうが、100uS位で出来ないだろうか?
100uSとして50mSに一回100uSフルに電流を食う事になるで、フル電流の500分の1と言う事になる。
8MHzで3Vなので規格上は1.7mA/500=3.5uAと言う事になる。
データシートをよく見たら、スリープ時は発振器も止まっているので、タイマーが動かない。
外部入力信号のカウントでしか使えないので、この考えはダメ
-
スリープは使わないで、常にスイッチのビット見るループを動いて、ONした時に今までのTVリモートの拡張の処理をする。
単純にそれでは電流を食いすぎるので、ループ内は発振周波数を下げて、ビットを見て、
ONしていたら8MHzの周波数に上げてから、処理をする。処理が終わったら、ループに入る前に周波数を下げる。
内部31kHzと言うのが有るが、それだと最大13uAになる。
CR2450の容量が610mAhなので46923時間(約1955日、約65ヶ月、約5年と5か月)になる。
これなら使えそうな気がする。
後は発振周波数を簡単に変えられるか? データシートを見ると、ソフトで変えられそう。
少し遅延が有るみたいで、値的には2mSとか1024クロックとか書いて有る。数mSから数10mSの遅延は出そうだが
多分、実際の人間の感覚では問題の無いレベルだろう。
-
ポートAのスイッチの状態変化がわからないので、ダイオードORで、ポートBの1ビットに入れる。
その1ビットにはスイッチを付けないで、ポートAのスイッチのOR信号専用として状態変化だけに特化する。
そのビットは現在青LEDを接続しているRB1をプルアップして使う事にする。LEDが一つなくなるが、何とかなるだろう。
回路的にはダイオードが7つ増えてその分配線も多くなるが、入るかが問題。
上記の案を検討すると、周波数を下げてポーリングはハード的には簡単だが、本当に電流が小さいのか、ちょっと不安がある。
ダイオードORはソフト的には簡単だが、ハード的に実装できるかが不安。
ポーリングで電流が大丈夫なら、今後、他の物にもこの考えを使えると思う。
- 2022年1月5日
ハード的には、LEDとダイオードORの回路を両方入れて置き、実装時に選択できるようにすればベスト。
ソフトのポーリングは、TVリモート(12lf1822)の基板で疑似的に動かしてみれば、
正確な電流でなくても、ある程度推測は出来るような気がする。
使えるか、使えないかの判断は出来ると思う。
取りあえずTVリモートのプロジェクトをコピーして、pr_12lf1822_remote_for_testを作った。
ビルドしたプログラムをバラックの基板(ニキシー管用リモートを改造した物)に書き込み、動作する事を確認した。
スイッチを押さない時の電流は7uA流れる。
スリ-プをやめたら、2.5mA程度流れている。
他に変更した所は
PLLをソフトで有効にする(OSCCONを操作)。
状態変化割込みを無しにする。
他の割込みも無しにする。
今日はここまで
秋月から、頼んだ部品を発送したとメールが来た。
その後、佐川から明日午前中に届けるとのメールが来た。
- 2022年1月7日
回路図を変更して、LEDとダイオードORの回路を両方入れた。
基板図も何とか入ったが、まだ部品名等の位置が上手くない。
電気的には出来たと言う段階。
マルツから、頼んだ部品を今日発送するとのメールが来た。
ネコポスの筈なので、明日来るかどうかはわからない。
と思っていたら、クロネコから、明日ポスト投函する旨のメールが来た。
- 2022年1月8日
ダイオードORを追加した回路図と
基板図も出来たが、
後からダイオードを追加したので、どうもきれいに入っていない(動くと思うが)。
部品の配置から考え直した、ダイオードORを追加した回路図と
基板図が出来た。
ガーバーファイルも作った。
マルツから、頼んだ部品が来た。
- 2022年1月9日
部品表も出来た。
- 2022年1月10日
Elecrowに注文した。今回の配送業者はsagawaにしてみた。DCSよりは遅いみたいだが、
約半分の値段なので、特別急がない時には メリットは有りそう。朝に頼んだのだが、夜の時点でin productionになっていた。
2週間ぐらいで手に入れば良いと思っている。
1月5日にスリ-プをやめて電流を測った時は、スリープを止めただけだったので、もう少し実際の動きに沿った設定をして電流を調べた。
スリープに加えて変更した所は
PLLをソフトで有効にする(OSCCONを操作)。
状態変化割込みを無しにする。
他の割込みも無しにする。
これでスイッチを押さない時は 電流が同じ様に2.5mA程度流れている。
スリープの替りに、ループでポーリングして、スイッチが押されたらそのループを抜ける関数を入れた。
ループ前に動作周波数を31kHzに変更して、スリープを抜けた後に32MHzに戻す。
これでスイッチを押さない状態の電流は約12uA程度流れている。
スイッチを押した時は正確な波形かどうかわからないが 赤外線出力はしている。
なので、スリープを使わなくてもある程度の電流削減には出来るめどがついた。
「pr_12lf1822_remote_tv_test」がこのスリープを使わないプロジェクト
- 2022年1月11日
プログラムを作った。「pr_16lf1827_tv_channel」のプロジェクト
スリープを使うプログラムでコンパイル(ビルド)は通った。
動くかどうかは確認できない。(シミュレーションもしていない)
- 2022年1月12日
モノタロウに頼んだスイッチが1/21日に出荷予定の様だ。製品画面では10日以内出荷だったのでそろそろ出荷かと思っていたが、
来週いっぱいで来るかな、と言う感じ。基板と良い勝負かもしれない。
(内容確認メールでは1/21出荷予定になっていた)
プログラムをスリープを使うプログラムとポーリングを使うプログラムを#defineで変えられるようにした。
「#define USE_SLEEP」を生かすとSLEEPを使う。コメントアウトするとポーリングを使う。
LEDチェック(#define LED_TEST)とスイッチチェック(#define SW_TEST)のプログラムを
#defineで動く様にした。その#defineを生かせばそのプログラムが動く。通常動作の時は2つ共コメントアウトする。
上記の#defineは「16lf1827_tv_channel.h」に有る。
- 2022年1月14日
Elecrowから佐川急便で発送したとのメールが来た。まだ佐川急便の検索では見てていないが、いつもの様に速い。
不足部品を調べて頼むタイミングになったようだ。
夕方、Elecrowから「郵便番号と住所が合わない」と佐川から連絡が有った とのメールが入った。
こちらの返答としては、以前にOCSで送ってもらった時の住所と郵便番号と同じで、日本国内の配送は佐川がやっている。
また、日本国内の荷物だが、1週間ほど前にはこの郵便番号と住所で、佐川が私宛の荷物を届けてくれた。 と送った。
そうしたら 日本語で住所を送って欲しいとのメールが来たので、その返信で日本語で(漢字全角シフトJIS)送った。
その後は、何もないので 何とかなったのだろう。
- 2022年1月16日
部品表を見て、在庫部品との照合をしたら、ピンヘッダーが不足になっていた。
それ以外にも不足は有ったが、すでに注文済みなので、ピンヘッダーを注文する予定。
但し、デカトロンスピナーをケースに入れる時のスペーサーも頼みたいのでそれを調べてからの注文になる。
- 2022年1月17日
廣杉計器にピンヘッダー(PSM-710143-03 50個)とデカトロンスピナー用スペーサー(ASB-2030-3E 50個)を注文した。
- 2022年1月18日
廣杉計器からピンヘッダー(PSM-710143-03 50個)とデカトロンスピナー用スペーサー(ASB-2030-3E 50個)が佐川で届いた。
まだ、足りない物はタクトスイッチ(モノタロウ)と基板(Elecrow)になる。
注文した時は少し位遅くても安い所に頼んだが、こうなると、もっと早く手に入るようにすれば良かった と思いだした。
我ながら勝手なものだ。
- 2022年1月20日
荷物(表、裏)がElecrowから佐川で届いた。
配送状況は日本国内に入らないとわからないみたいで、昨日の昼前に関空に着いたみたい。
それで 今日午前中に届いたので、国内は速いみたい。
但し、国内に着くまで伝票番号で配送状況が調べられないので、不安になる。
6日で届いた事になるから、この値段では速いと思う。発送されたら、ジタバタせずに待つしかないと言う事だろう。
佐川の伝票の住所の所が日本語で、名前がローマ字になっていたので、メールで送った日本語の住所を使ったのか?
-->送った物では無いみたい。県、郡、町の間にスペースを入れて送ったが、スペースがないので。
下に書いて有るローマ字住所は全然違う 滋賀県高島市・・・・・・と読める。どこかで間違ったのだろう。
よく見たら、全然違う住所は 依頼主の欄だった。でも、そんな所が依頼主になるのだ。不思議だ。
裏に貼ってあるローマ字の住所は 私の住所になっている。(代行業者が書いた物?)
基板と一緒にメリークリスマスのカードが入っていて、
開くと立体になる物で、ちょっとおもしろい。
この時期に注文した事は無かったので、この様な物は初めて。
肝心の基板(表、裏)は見た目は良いみたい。
5枚頼んだはずだが、11枚入っていた。
後は タクトスイッチ(モノタロウ)を待つと言う事になる。
- 2022年1月21日
モノタロウから出荷のメールが来た。佐川で来るみたい。多分 明日には手に入るだろう。
- 2022年1月22日
モノタロウからのスイッチが届いた。
- 2022年1月26日
部品は揃ったのだが、他の事をやっていて、組立に手を付けていない。
これはマズい。本物のリモコンの調子が悪いので、早くこれを作る必要が有る。
- 2022年1月28日
オモテ面の部品は全て取り付けた。(赤外LEDは正確な位置が決まらないので仮付け)。
今日はここまで。
- 2022年1月29日
基板(表、裏)の部品は付け終わった。
これでプログラムを書き込めば動くはずだが、今日はここまで。
- 2022年1月30日
プログラムを書き込んだが、大きなスイッチ(ON/OFF)しか動いていない。ハードが悪いのか、ソフトが悪いのか?
ソフトを見直したら、以上と以下の考えが間違っている所が有ったので直した。
これで どのスイッチでも赤外線出力はする様になった。
実際のテレビが操作できるようになったので、ハードもソフトも基本的には良しとする。
消費電流を測る事、ケースに穴を空けて基板を取り付ける事、等がまだ残っている。
- 2022年1月31日
消費電流を測lったら、9uAだった。もうちょっと少ないと助かるのだが、こんなもんだろう。
- 2022年2月1日
ケースに穴を空けたが、タクトスイッチの3Φはギリギリすぎるので、4Φにする。
(外側、内側)
表面実装のタクトスイッチの位置決め(半田付け)でほんのちょっとは ズレるのできつい
タクトスイッチのストロークが思ったより大きいので、ONする所まで押しきれない。表面にザグリ的な物をする必要が有りそう。
ケース内側のロット番号?を表示している出っ張りが高い所で0.5mm位有る。
これがスイッチのケースにぶつかるみたいで、基板が押される事と、外側に出るスイッチのぽっちの出方にも影響しているみたい。
削ってみたら、基板が押される感じは無くなった。
スイッチがONになる位置はケース表面と同じくらいにはなったが、指の腹で押すので、普通に押したのではON出来ない。
爪の先ならばON出来る。やはり、ザグリ的な物は必要だ。
6.5Φのドリルで表面だけ削った。1つはもう少しで突き抜けそうになった。
難しい。取りあえず良しとする。
LEDの穴も空けたので、これで形は完成した。(内側)
後はスイッチ名称(機能)のシールを作って貼る事になる。
- 2022年2月2日
スイッチ名称(機能)のシールを 作って貼ったので完成とする。
簡単な説明書も書いた。