- 1月1日
実験用に ニキシー管用リモコン基板を1枚組み立ててた。
(表、裏)
- 1月2日
ニキシー管用リモコンプログラム(プロジェクト)をコピーしてTV用プログラムのプロジェクトを作った。
- 1月3日
プログラムは書いた。コンパイル、リンクまでは出来たが、まだ書き込んでいない。
- 1月4日
CPUに書き込んだ。テレビが反応しない。電源ON/OFFする筈だが、ダメ。何かデータは出しているみたい。
デジカメで見てみると 電源ON/OFFは赤外線LEDが点灯しっぱなし。
-->DSMを無効にするタイミングが間違っていた。直したら 一瞬光って消えるようになった
データは分からないので赤外線受光器か、LEDの所をオシロで見た方が良さそう。
-->LEDの所を見た。38kHzは37.9kHzなのでそこはOK。
38kHzのONとOFFが逆になっているので直したらそれらしい波形が出ているが動かない。
オシロで見ると 初めにリーダー部分として 9.1mS38kHzON、4.5mS38kHzOFF
その後から データ部分が 01000000、10111111、00011011、11100100、(D0-->D7の並び)
その後に トレーラ部分が 0.56mS38kHzON、22mS38kHzOFFになっている。
波形としては良いと思う(Ch-UP が思った通りに出ている)
なぜ動かないのかわからない。本当のリモコン波形と比較する必要が有るだろう。
- 1月5日
赤外線受光器で見た。(出力にLEDを付けたので目視)
-->オシロでは見ていないが、本物は押している間データが出ている(一発だけではない)。
押しっぱなしコードかな? これが必要なのかも。オシロでデータを見ないとわからない
-->オシロで見た。送信データの送り順が違っていた。今のプログラムではD0(LSB)から出していたが、
D7(MSB)から出さないと 今のデータでは合わない。
データ部の次のトレーラー部はOFFが40msになっている。
それと押しっぱなしの時は 押しっぱなしコード(リーダー部+トレーラー部のみ)を約108mS周期で出している。
トレーラー部のOFF時間を95msにすると大体合う。
- 1月6日
プログラムを修正した。
D7から送信に変更し、トレーラー部のOFF時間を40mSに変更し、押しっぱなしの処理(リピート出力)を追加した。
実際のテレビで 電源ON/OFFと チェンネル-アップが出来た。
後は LEDの替りにスイッチを2つ追加して、その処理と、
今はリセットスイッチになっている物を普通に入力にしてその処理を追加する必要が有る
スイッチ追加は迄していないが、プログラムは変更した。(追加する2つのスイッチの所はコメントアウトして有る)コンパイルまでは通った。
- 1月7日
スイッチを追加していないので、RA3(旧リセット)を普通の入力にしたプログラムで動作は確認した。
スイッチを追加してから RA4とRA5を生かしたプログラムを作り、書き込み、動作確認の予定。
スイッチを追加した。5個のスイッチに対するテレビの動作は確認した。(OK)
赤外線LEDのON信号に並列に赤LEDと抵抗(2.2kΩ)を追加した。暗いが微かに点滅している事は確認できた。
プログラムは良しとする
後は 回路図作成、部品選定、基板実装になる。
- 1月8日
回路図と基板図は書いた。
スイッチは「SKRGALD010(アルプス)」を使う事にした。
後は ケースに穴を開ける時のジグを基板図を基に 基板として作りたいので基板図に合成をしたい。
- 1月10日
取りあえず作った実験基板を動かして気づいた点は 指向性が強いのでちょっと向きが変わるとテレビが反応しない。
電池にCR2032を使い、PICの出力端子そのもので赤外LEDを駆動しているので 大きく改善する事は難しいと思う。
今は単純計算では30mA流している事になっているが、PICの出力はそんなに流せないし、
CR2032のそんなには流せない事になっているので、実際はどのくらいかわからないが、30mAは流れていないと思う。
駆動をトランジスタにすれば電流は取れると思うが、CR2032は電流が取れないので期待薄だと思う。
指向性のあまりない照射範囲の広いLEDに交換すれば少し良くなると思うが、
その分到達するパワーが落ちるので使用できる範囲がどの程度になる実験しないとわからない。
・電源のパスコンを大きくしてみる。
-->100uFを3個追加してみる
デジカメで見ると心持明るいような気がするが、
実際の指向性に関しては変わった感じがない。距離に関してはわからない。
・赤外LEDを交換して照射範囲の広い物にする。
-->TSAL6200にしてみるが1m離れるとダメになる(1/11)
・赤外LEDを効率の良い物にして同じ電流でも光出力の大きい物にする。
-->TSAL6200にしてみるが1m離れるとダメになる(1/11)
・赤外LEDを順方向電圧の低い物にする。
-->手持ちがない
この程度かな....。
まあ 今のままでも使えない事は無いので我慢をするのが一番早いが....。
- 1月11日
照射範囲の広い赤外LEDのTSAL6400をマルツに頼んだ。
手に入るまでは 多分1週間から10日位は掛かるだろう。
赤外LEDをTSAL6200に交換した。デジカメで見ると確かに照射範囲は広いみたい。しかし、ちょっと暗い感じがする。
実際に動作も1m位までしか動作しないので実用にならない。もっと電流が流せればこのLEDが生かせるだろうが、今回はダメだった。
TSAL6400も期待薄かも...。
試しに3mm丸の「OSI5FU3A11C」を取り付けてみたら、元の5mm丸と同程度の感じで使える。取りあえずこれを使う事にしたい。
丸が小さければ、ケース加工も楽になるので。
- 1月15日
今日 マルツから大雪の影響で物流が遅れていて入荷が遅れている。なので出荷も遅れる旨のメールが来た。来週いっぱいで入るかな。
電源にコンデンサを付けた事だし、赤外LEDのドライブをトランジスタにしてみるの良いかと思う。
2SC1815で実験をしたい。
- 1月16日
トランジスタを付ける前にオシロで波形を確認した。
結果は50Ω(100のパラ)の両端で300mV出ていたが、これだと6mAしか流れていない事になる。
12LF1822の出力端子ではHレベルが約1.5Vになっている。
と言う事はCPUからの電流が取れないと言う事になる。
その時の3V電源は大体3Vで39kHzの波形は乗っていない。
この様な状態ならばトランジスタを追加してもっと電流を流す事が可能だろう。
2SC1815-GRでバラックで実験した。ベース抵抗4.7KΩ、電流制限抵抗33Ωとした。赤外LEDTSAL6200を使った。
33Ω両端の電位差は1.2Vなので約36mA流れている事になる。3V電源(電池)は約0.3V降下しているが、100uF3つの効果は有るのだろう。
実際の動作では2~3m弱位までは操作が出来たので、今の実際の使用環境ではほぼ問題が無い。
スイッチを押さない時の動作電流は約7uA、押している時は平均で約5mA、
なのでCR2032(240mAh)でスイッチを押さなければ約3万4千時間(約3.9年)持つことになる。普通の使い方なら1年位は持つと思う。
- 1月17日
回路図は100uFを3個に変更し、赤外LEDの駆動方式をトランジスタ駆動(2SC2712GR)に変更した。基板図はまだ途中
バラックで組んだ物を整理し、或る程度使えるようにした。これでまた使ってみて具合を試す事にする。
- 1月19日
今日 マルツから赤外LED(TSAL6400)が届いた。交換して動作を確認した。
TSAL6400は照射角度が広くて、距離も取れる。
デジカメで見ても明るく見える。
赤外LEDの交換だけで、後は同じ回路なのに格段に使い勝手が良くなった。
- 1月22日
回路図に「リモコンデータの表示と出力の基板図」を2枚目に追加し、
基板図に「ジグの図面」と「リモコンデータの表示と出力の基板図」を合成した。
- 1月23日
ガーバーファイルも出来た。
- 1月28日
使い勝手を考えると電源ボタンは大きくしたい。そしてちょっと押しにくくしたい。
そうなると 以前のニキシー時計用の大きな丸スイッチが使えると良い様な感じなので 基板図を再検討したい。
取りあえず eagleの別プロジェクト("remote_for_tv2")にコピーした。
大きな丸スイッチにしても平面的には入りそう。但し書き込みコネクタを入れる所が見つからない(スペースがない)
それと立体的に見ると大きな丸スイッチの枠が天井にぶつかるが、
表面に飛び出るほどでは無いので、内側を1mm位ザグって天井を薄くする必要が有る。
- 1月29日
真ん中に大きな丸スイッチ「JF-15CKCBNP2(フジソク)」を使う事にした。
回路図と、
この基板図と「ジグの図面」と「リモコンデータの表示と出力の基板図」を合成した物を書いた。
ガーバーファイルも出来た。
この大きな丸スイッチの物を作る予定。
- 6月15日
部品表を作った
- 2021年6月16日
他のデカトロンスピナー、ニキシー管チェッカー、Z563m時計用アクリルと一緒に、基板をelecrowに注文した
- 2021年6月25日
昼頃、佐川で荷物が届いた。いつもながらOCSは速い。
中を見たら、段ボール箱が有り、
その中の基板は全て10枚づつ有った。デカトロンのだけ10枚で頼んだのだが、
他の基板も10枚になっていた。
まあ 値段は同じか。
- 2021年6月26日
一枚の基板は、テレビ用リモコンと、リモコン信号の表示と出力 の2種類の基板がくっついている。
(表、裏)
- 2021年7月4日
基板を切り離して 必要な基板だけにした。
リモコン基板表、リモコン基板裏、
穴あけ治具表、穴あけ治具裏
- 2021年7月5日
デカトロンスピナー、ニキシーチェッカーと一緒に、不足部品を注文した
- 2021年7月6日
穴あけ治具を組み立てた。11mm高の絶縁スペーサー(AS-2011)に0.3mm厚の絶縁ワッシャーを入れて、2枚の基板で挟む高さを微調整した。
全体、上面、
前面、側面
千石に頼んだ部品(タクトスイッチ)、RSに頼んだ部品の一部(モレックス、チップ抵抗)が入った。
- 2021年7月7日
ウィルコに頼んだ部品(ビス類)、廣杉計器に頼んだ部品(スペーサー、コネクタ)、秋月に頼んだ部品(B6B-ZR以外)が入った。
残りは マルツとRSの海外在庫品とJPセミコンのICになる。いつになるか?来週中には入るだろう。
- 2021年7月8日
JPセミコンのICと、後から秋月に頼んだ部品(B6B-ZR)が入った。
RSの海外在庫品内 2点は明日届きそう。残り一点は来週初めになるとの連絡が来た。
マルツはいつになるか?来週中には入るだろう。
- 2021年7月9日
RSの海外在庫品内 2点が届いた。
- 2021年7月10日
穴あけ治具で穴を開けたが、治具に余分な穴が有り、それが目立ったのでな違って下穴をあけそうになった。(貫通はしていないがへこんでいる)
あらためて1Φのドリルで下穴を開けた。貫通させた。
- 2021年7月15日
マルツの納期(納品予定日)を知らせてくれる様に質問(お願い)を出した。
昼頃 TASL6400が8月下旬か9月上旬(その他は揃っている)とのメールが来たので、
それをキャンセルして他の物をなるべく早く送ってもらう旨の返信をした。
今日発送予定とのメールが来た。明日か明後日には届くだろう。
TASL6400をどうするか? 今の数で(私の持っている数だと)
最終的に組み上げるつもりの台数だと2~3個足りない。
RSでも有るのだが 50個単位になる総額としては1700円位かな+送料なので
2000円を超えてしまう。50個も使う物を今は考えられない。
手持ちだけで組み立てて、もっと組み立てたいか、もうやめるか、と言う気分になるか、
その時に考えよう。
- 2021年7月16日
マルツの物が 今日届いた。
これで注文した物はすべて揃ったことになる。(数量の少ない物は有るが)
- 2021年7月19日
SMDもスルーホールの物も半田付けした。基板表、基板裏
CR2032の電池ボックスのマイナス端子の位置が良くないので、
プラス端子の突き当りの板に接触しそうになる。
なので、突き当りの板を折り取る事にした。90度曲がっている物を反対側にラジペンで曲げると
簡単に折れる。突き当りは無いが、ちょうどスイッチに当たるので電池の位置に大きな差は無いと思う。
- 2021年7月27日
CPUにプログラムを書き込んだ。
動作は確認できたが、音量とチャンネルの位置(左右)が入れ替わっている。
プログラムを修正したら動作としては問題ない。
消費電流などは測っていない。
この後の作業としてはケースを加工して組付ける事が残っている。
- 2021年8月16日
ケースの穴あけをしたが、裏側から穴を開けると面が斜めになっている為かズレてしまった。
表側から穴をあければほとんどズレなかった。電ドルは難しい。ボール盤が有れば苦労はしないだろうが
大きな物は置けない(買えない)ので考えるだけ無駄。
実際にどの位ズレたか?やすりで誤魔化せる位だろうか?
-->
何とかやすりで穴を大きくして5つのスイッチが動かせるようになった。
小さな4Φの穴は表からやれば、ひどいズレにはならないだろうが、今回は1mm位ズレたのも有った。
何とかやすりで穴を大きくして5つのスイッチが動かせるようになった。真ん中の16Φの穴も1mm程ずれたみたい。
しかし、16Φのズレは穴あけ途中ではわからないので 今後は何か印をつけるような工夫が必要だろう。
16Φの所はスイッチの外側がケースに当たっているみたいなので、穴の周辺の内側をやすりでざぐった。
(もしかしたら当たっていなかったかもしれないが、断面図を検討すると0.5mm位当たる事になる)
正確にスイッチの中心と穴が合うのなら、一回り大きい穴(18Φ)にしても良いと思う。
後は 赤外LEDの穴をあける必要が有るが、治具が無いので穴位置決めが大変
- 2021年8月17日
赤外LED用の穴を検討すると、LEDの中心を基板よりちょっと上げる感じで
(基板上面からケース内面の底までが2.5mmなので足を直角に曲げるくらいでちょうど良いかも)
取り付けて、ケース内面が外周の5Φの穴をあければよいだろう。
と言う事で下側ケース内面から2.5mm(穴の半分)の所は大体組み合わせの為の段付きの上側になるので
そこをセンターとして下側ケースと上側ケースの組んでからそこに5Φのドリルで穴をあければよいだろう。
(もちろん加工する時は基板は外す)
ボール盤に5Φのドリルで穴をあけたが、回転数が速すぎるので休み休みあけた。
上手く空いたように思ったが、全面の曲面に直角に近くの角度で穴があいたため、
やすりで穴を正面に向ける様(正面から見ると楕円)に加工した。次は注意する必要が有る。
ケースに基板を取り付けた。ケースを組立た。LEDもまあまあの感じで組み上がった。
- 2021年8月18日
ケースにスイッチ名称等を張り、完成とする。
取説が必要だが、元にしたニキシー管時計用リモコンには取説が無いので、一から書かなければならない。
ちょっと大変。何かを元にした方が簡単なのだが、なんかあるかな?
- 2021年8月19日
取説を書き始めた。8x8ドットLEDを下敷きにしたが、全然下書きにならず、書き直しと言う感じで進める。
- 2021年8月20日
取説は説明は少ないが、出来た事にする。
- 2021年8月21日
動作電流を調べた。約7uAなので思っていたのと大体同じ値なので良しとする。
- 2021年10月16日
リモコンデータの表示器が出来たので、
それを利用してI/Oデータのリモコンデータ(電源、チャンネルアップ、チャンネルダウン)を調べた。
それとNECシーリングライトのON/OFFデータも調べた。
そのデータを赤外線LEDで出力するプログラムを作った。しかし、12lf1822が無かったので
機械として組み立てられなかった。CPUはマルツに頼んだ。
基板を組んでから動作のチェックになる
- 2021年10月17日
CPUはマルツに頼んだ
12lf1822が来た。
- 2021年10月18日
12lf1822は以前注文した物が有った。見落としていた。
基板を組み立てた。(表、裏)
I/OデータのリモコンとNECシーリングライトの プログラムを書き込んだ。
動作は確認できた。後はケースの加工が残っている。
- 2021年10月19日
ケースの加工をして、組付けた。
以前の東芝用と並べてみた。
- 2022年3月4日
I/OデータのリモコンとNECシーリングライトと東芝エアコン(暖房ON/OFF)の
プログラムを書き込んだ。
エアコンの送信データは
「リモコンデータ表示器」
で調べた物を使った。
動作は確認できた。
貼付シール用の文字も作り、貼り付けた。
- 2022年11月6日
NECシーリングライトと東芝エアコン(暖房ON18度、ON20度、ON22度)/OFF)の
プログラムを作る為にデータを調べた。
エアコンの送信データは
「リモコンデータ表示器」
で調べた物を使った。
ON22度は 「B2 4D BF 40 7C 83」が2度出る。
ON20度は 「B2 4D BF 40 2C D3」が2度出る。
ON18度は 「B2 4D BF 40 1C E3」が2度出る。
実際の出力は、東芝の前のプログラムを参考にすれば良いだろう
プログラムの変更箇所は、スイッチに対応するデータの配列の所「str_nec_form[5][10]」の初期値を書き換えれば良いはず。
S1とS3は今のままで、S2:ON18度、S4:ON22度、S5:ON20度、のデータにすれば良い。
- 2022年11月7日
NECシーリングライトと東芝エアコン(暖房ON(18,20,22度)/OFF)の
プログラムを書き込んだ。