ホーム -> 電気工作 -> 表示用真空管 -> Z573M 4桁時計

Z573M 4桁 制作メモ


回路図 基板図 届いた箱 Z570M Z573M Z574M Z574M_No2 ビニール袋 中の箱 アクリル 基板 表 基板 裏 組立後制御基板 仮組立 箱入り(斜め上) 箱入り(正面) 右側面 背面 左側面 正面 荷物 段ボール箱 アクリル板2かたまり 5種類 6枚 新正面 新右側面 新背面 新左側面 新上面 新底面
  • 発想 2020年10月5日
    • GSTubeにZ573Mが$6.4で出ていたので ドイツのニキシー管で赤コーティングも使ってみたいと思ったのが始まり。

  • 構想 2020年10月6日
    •  規格的にはIN-8とかIN-14とそれ程の差がない様なので 今までの回路の流用で行くだろう。 赤色はインパクトが有るだろう。

  • 実装についての考え
    • 10月5日

      573が2本、574が2本の変則4本しか手に入らなかったが、使う位置をよく考えれば 4桁時計は出来るだろう。
      但し、予備の無いのはちょっと不安。

    • 10月6日

      基本は6桁IN-16のニキシー管時計で 桁数を4桁に、ドット信号を管当たり1本に変更すればよいだろう。 外観的には 4桁IN-8時計の様で、スイッチは正面に持ってきたい。電源入力はUSBにしたい。 USBはマイクロBにするか、タイプCにするか、両方にするか?

    • 10月29日

      ドット信号についてはZ573MとZ574Mが混ざるので、ドットのピン番号が違っている。 なので ドット信号はそのまま2本にして、挿した管とドットはソフトで対応を取る事にしたい。 管の径は19ΦでIN-8と同じ。但し ドット用のIN-3は必要ないので スペース的には IN-8より余裕がある筈。 USBは両方にしたいが、一つならタイプCにしたい(今後 こちらが主流だろう)
      が、マイクロBで良ければ IN-8の下側基板(コントロール基板)がそのまま流用できるかもしれない。 それよりは タイプCにして IN-8で改良したい所を修正して、作り直した方が良いだろう。

    • 11月27日

      基板とアクリル板が25日に出来上がって来たが、IN-8のアクリルの存在感が有り過ぎで IN-8が寂しく乗っている感じになっている。 このZ573mの時計もアクリルの大きさは同じで、管の大きさはIN-8より小さいのでいくら赤色で恰好が悪いような予感がする。 このまま組み立てるか?
      折角基板が出来たが、新たな別の基板を作ってみるか?悩む。

    • 11月29日

      IN-8をアクリル箱に入れた感じは、実用上は底面積が小さいので良いと思うが、美的なデザインで判断するとバランスが良くない。 このZ573mの時計もアクリルの大きさは同じなので、実用上はまあまあかもしれないが、美的にはIN-8以上に悪いと思う。 大体この底面積でアクリル部の高さを半分、せめて2/3にしたい。
      出来た基板とアクリルはもったいないが、再設計したい。 基板の奥行きは5mmぐらい増えても、横方向を10mm狭められれば 2mm厚のアクリルが使えるので外寸は1mmプラスで済むはず。 何しろ横方向を90mm以下にしたい。高さは今40mm20にしたいが、これはちょっと無理みたい。アクリルが2mmになっても 内寸は16mmで基板を1mmにしても空間は14mm。表面実装分でも高さ2mmは考えないとダメだろうから、 実際の空間は12mmになる。電解コンデンサが確か10±1mmなのでギリギリ。(でも出来るかな...?) ピッタリ12mm高のコネクタが有るか?

    • 12月5日

      作り直すので考えていたが、基板から作り直すのは大変。基板はそのままで アクリル板を作り直し背の低い物にならないか? ニキシードライバをソケットを止めれば、高さ的にはIN16の物と同じになる筈。上下の板を2mm厚にすれば、6mm薄くなる。 上下の板は前後の板の上に乗せそれに止める形にする。IN-8のケースは39mmでIN-16のケースは34mm。 そこから6mm減ると28mmになる。39mmが28mmになる。2/3まで行かないが相当近い所になる。2/3より2mm厚い。 これでどうだろう。あとは 電解コンデンサの高さを低く出来ないか? 赤外線受光器の高さを低く出来ないか? 「PL-IRM0101」は高さ9mmになる。他は斜めにしたりすれば 2mm程度は低く出るだろう。
      今の基板で組み立て(ニキシー管は仮付け)てみて、ギリギリの箱を作る方向で考えたい。

    • 12月29日

      取りあえず、箱は作り直さないで、今の基板を入れる事にした。いずれ 箱だけを作り直したい。

  • 現状
    • 10月5日

      Z573Mを5本 GSTubeに頼んだが、2本しかないとの事。 なので2本注文して、他に追加でZ574Mを3本注文したら Z754Mも2本しかないとの事なので、これも2本注文した。 もう一度有るかどうかチェックして送料を含めた値段を出すから、数日待ってくれとの事。

    • 10月8日

      GSTubeから返事が来た。他に頼んだ物も含めて「$60.67(送料込み)」との事。 追跡可能なAirMailかどうか聞いた。 追跡可能でなければ追跡可能なAirMailで金額を出しなおしてほしい旨を返信した。

      直ぐに返信が来て AirMailで送ったら 追跡番号を教えるとの事。 なので 今 60.67ドルをPayPalで支払った。 送り先はメールでは「ktv100@mail.ru」 名前では「Бодунова-Скворцова Татьяна Викторовна」 英語では「Bodunova-Skvortsova Tatiana Viktorovna」となっていた。

      これで来るまで 2~3週間待ちになる。

    • 10月12日

      GSTubeから送ったと 追跡番号を知らせて来た。実際その番号で調べてみたら昨日に発送している。

    • 10月14日

      国際交換局(MOSKVA PCI21)から発送した事になっているが、実際に飛行機には積まれていないだろう。

    • 10月28日

      2週間経過しても状態は「国際交換局(MOSKVA PCI21)から発送」のままなので、 日本郵便に電話をかけて聞いてみた所、現在コロナ禍で飛行機が減便になってる。 個別の事には判断できないが、2週間ぐらい飛行機に乗せられなくて止まっている事は考えられると言われた。 もう少し待ってみよう。以前のIN-18見たいな事も有るので。

    • 10月29日

      日本郵便はロシアへの郵便の受付を停止しているとの事で、もう一度日本郵便に電話をした。 こちらからは停止しているが、向こうはそうでもない。モスクワまで来て国際交換局から発送となっているのなら、 受け付けているのは確実で こちらまで来れば普通に配達するとの事。 但し 飛行機が減便なので相当困っているみたいで、結構待ってもらう事になるだろうと 言われた。

    • 10月31日

      いずれは管は来る物として 設計を始める。 IN-8を元にして進める。

    • 11月1日

      回路図基板図ガーバーファイルが出来た。

    • 11月2日

      アクリルケースの図面も書いた。DXFファイルも出来た。 IN-8のアクリルを流用できる物はそのまま使い、違う部分のアクリルだけ図面を書いた。

    • 11月3日

      部品表も書いた。 IN-8の部品表を流用して、違うところだけ修正、追加した。

    • 11月7日

      一つのデザイン(ファイル)の中に複数のパーツを入れても良いみたいなのでDXFファイルを作り直し、繋げた所を切り離す事にした DXFファイル1と 「Elecrow」に透明5mm厚で頼むつもりだが、まだ頼んでいない。(頼む時はzipファイルにする)

    • 11月9日

      やっとロシアから届いた。空けてみるとそれなりに梱包はされていたが、 どうもZ573Mの一つがZ570Mみたい(箱は573で 実物は少しこすれているが570と読める)。 今から向こうにメールを送るのも面倒。動作がちゃんとしていれば良しとしよう。後は動作チェック

      動作チェックをした。やはり箱にZ573Mと書いて有る一つは、どちらのドットも点灯しないので Z570Mだろう(でも良しとしておく) 後の3つはZ573Mが1つ、Z574M2つで正常に点灯した。ドットは573は4ピンと10ピンのどちらに繋いでも右ドットが点灯する。 Z574Mは4ピンでも10ピンでもどちらに繋いでも左ドットが点灯する。Z574Mは足ピンもきれいで状態が良い。

      570が1つ、572が1つ、574が2つ、これをどう配置するか? 小数点として考えた時、最下位に小数点はいらないので 570か574になる。桁は最上位も左側の小数点はいらないだろう。 と言う事で 最上位から順番に 573、570、574、574 の並びになる。

    • 11月16日

      朝にElecrowに基板とアクリル板を頼んだ。夜には「In production」になった。

    • 11月24日

      昨日 発送したとのメールが来た。
      13時時点では まだ日本に到着していないみたいだが、モスクワの様にはならないで欲しい。

    • 11月25日

      今日 昼前に受け取った。 (外側のビニール袋)、 中の箱アクリル基板 表基板 裏) 注文してから受け取るまで 土日を入れて9日はいつもながら速い。
      ※コントロール基板の裏側の基板名称が間違っている(IN-8のまま)

    • 12月16日

      不足部品を秋月とRSに頼んだ

    • 12月18日

      秋月の部品は今日来た。RSは海外在庫なので来週になるみたい

    • 12月19日

      基板をバラした。今までは繋いでいる所の穴を大きくしてバラしていたが、手で折った方が簡単だった。
      次は部品の取り付けになる。ニキシー管は取りあえずは足長のまま仮付けで進めたいと思っている。 制御基板のICは全部(4個)付けた。

    • 12月21日

      制御基板の1.27mmピッチのコネクタと 明日入る筈のコンデンサ以外は全て付けた。

    • 12月22日

      制御基板に5Vを入れた。190Vも出て、半固定抵抗で変化する。緑LEDが点灯する。
      マイクロUSBTypeBでも Type-Cでも5Vは入って、緑LEDが点灯して 190Vも出る
      今日 不足のコンデンサが入ったので、制御基板は部品を全て取り付けた。表示基板はニキシー管以外は全て取り付けた。

    • 12月23日

      ニキシー管も仮(足長のまま)付けた。
      この様に4つ並ぶと 574mの個別箱入りの物はきれいでこすれも無く、他の物との違いが分かってしまう。 後はプログラムを作る。
      4桁IN-8時計のプログラムをそのままコピーして、コメントのin-8をz573mに変えただけの物を作った。 これを動かすとスタティックチェックとダイナミックチェックはそれらしく動くが、8表示の時dpが一緒に点灯してしまう。
      190Vをデジボルで測ったら182Vだった。取りあえずこのままとする。(後で調整するかもしれない)
      通常の動きもなんとなく良いみたい。但し、dpの表示はおかしい。 温度も明るさの表示もしている。暗くなると輝度も落としている。 赤外線リモコンもBPSカウンタの調整をしたら動いている(selectもsetも)。 電池を入れたら時計のバックアップもしている。 後はdp表示だけだと思う。

    • 12月24日

      昨夜から電源を切って12時間ぐらい経過した時点で 再度電源を入れ時刻を確認した所1秒以下の違いしかない事を確認した。 1秒以下は目視で確認なので、元々の合わせた時の誤差か、時間経過の誤差かわからない。
      ドットが8と同じ時に点灯する件はまだわからないが、それ以外の表示は良いみたい。
      -->上から2桁目のZ570Mの10ピンと9ピンが入れ違いになっていた。これを直したら表示は問題なくなった。
      プログラムも出来た。

    • 12月27日

      アクリル板の寸法を確認しようとして、をニキシー管をくぐらせたら、少しこすったようで570の赤色がちょっと剥がれてしまった。 その時気が付いたが、573の赤色にはひび割れになりそうな所が有り、そこが少し盛り上がっている。 今後注意しないと赤色が大きく剥がれるかもしれない。その点 正式な個別箱に入っていた574は少し位こすれても問題は無いみたい。 アクリル板を作り直す時は 余裕をもう少し取った方が良いだろう。
      赤色が剥がれて、ひどくなったらはがすしかないだろう。 どこかでお湯につけると剥がれるみたいな記事を読んだ覚えがあるが、本当にお湯か?。
      ニキシー管を正式な取り付け(高さ)に直した。今後 ケースを作り直す時にもギリギリ対処できる高さにしたので 基板の高さが設計時より5mm上がってしまった。 なので、電源コネクタの窓を5mm削る必要が出た。(まだやっていない)
      取説も書いた。但しケースがまだ出来ていないのでケース無の写真を使っている。

    • 12月28日

      ケースのアクリル板にボール盤で穴はあけ、タップを立てた。

    • 12月29日

      アクリル板を箱にして 基板を入れたスタイルは下が重い感じ。いずれ、箱を作り直したい。 正面右側面背面左側面
      取説もケース入の写真に変更した。

    • 2021年1月24日

      作り直すケースの図面(上下板厚2mm側面板厚5mm)2種類を書いた。 DXFファイルも2種類出来たが、まだ頼まない。

    • 2021年6月16日

      デカトロンスピナー、ニキシー管チェッカー、テレビ用リモコン等と一緒に、アクリル板をelecrowに注文した

    • 2021年6月25日

      昼頃、佐川で荷物が届いた。いつもながらOCSは速い。
      中を見たら、段ボール箱が有り、 その中にアクリル板は2かたまりになっていた。 アクリル板の5種類6枚

    • 2021年6月28日

      ボール盤でアクリルに穴をあけた。タップタイトねじ(Bタイト)用の1.7Φをあけた。これで上手く止まればタップを切る手間が省けるが、 どうだろうか?

    • 2021年6月29日

      タップタイトねじ(Bタイト)で組み上げたが、穴の精度が悪いと途端にねじ込みが止まってしまい、ねじ頭の溝をなめてしまう。 特に今回は長さ8mmの低頭ねじしか無かった為、5mmねじ込む必要のある個所が8個も有り、これがきつかった。 ねじ込みが3mmの所はそれほど苦労をしなかった。取りあえず普通のねじで2mmねじ込みのねじを借りに取り付けた。 このタップタイトが使えれば楽だと思ったが、穴あけ位置にもっと神経を使わないとダメだろう。 取り外す時などを考えると、最初は手間かもしれないが、普通にタップを立てた方が保守性は良いと思う。 迷うところだ。
      ※4mm高か、5mm高のタップタイトは頼まないとまずい。仮に今は普通の4mmねじを入れているので。
      肝心の組み上がった後のバランス(デザイン)は前に物より良くなった。下側が重たい感じが改善された。 IN-8と共通にしようなどと考えずに、最初からギリギリの寸法にすれば良かったと反省する。
      正面右側面背面左側面上面底面

    • 2021年6月30日

      取説の写真も入れ替えた。

    • 2022年1月13日

      連続通電(ケース交換の時にちょっとOFFしたが)が1年を超えたので、終わりとした。

  • 参考資料
    • 部品表
      ガーバーファイル
      基板に関してはこのガーバーファイルファイルを直接使う事は止めてください。
      なお、基板(生基板)は 現在の手持ち分に限り 無料で差上げます。
      こちらの連絡先へメールをお送り下さい。

ホーム          カメラと写真        2022年1月13日更新 Taishi