AVRプロジェクトの作り方

Windows上で 新しいプロジェクトをAVR GCC用で作ります。
  この例では 「AVR Studio4」を使用して
   「ATtiny13A」のデバイスで、「PR_LED_BLINK_TINY13」と言うプロジェクトを作成し、
   「Led_Blink_Tiny13.c」というファイルをプロジェクトに入れ、コンパイルを行う。
  という説明をします。

実際の操作としては
  1. AVR Studio4を起動すると[Welcom to AVR Studio 4] のダイアログが出ます。
  2. ダイアログ内の上左側の[New Project] のボタンを押します。
  3. ダイアログの表示が変わって、[Create new project] になります。
  4. [Project type] は[AVR GCC] をクリックして選びます。
  5. [Create initial file] チェックボックスのチェックは止めます。
  6. [Project name] は好きな名前にしてください。
    とりあえず [PR_LED_BLINK_TINY13] とします
  7. [Location] は作りたい所のフォルダーを指定してください。
    このフォルダーの中に[Project name] のフォルダーで出来ます。
  8. [Next] ボタンを押します。
  9. ダイアログの表示が変わって、
    [Select debug platform and device] になります。
  10. [Debug Platform] は[AVR Simulator] をクリックして選択します。
  11. [Device] はずっと下の方の[ATtiny13A] をクリックして選択します。
  12. [Finish] ボタンを押します。
  13. これで[PR_LED_BLINK_TINY13] プロジェクトが出来ました。
    ダイアログボックスが消えます。(まだプロジェクトの中身は空です)
  14. ソースファイル[Led_Blink_Tiny13.c] を
    [PR_LED_BLINK_TINY13] フォルダにコピーします。
  15. AVR Studioの左側の [Source File] と
    書いてある所を右クリックします。
  16. リストが表示されますので [Add Existing Source File(s)] と
    書いてある所をクリックします。
  17. ファイル選択のダイアログが表示されますので [Led_Blink_Tiny13.c] を
    クリックして選択します。
  18. ダイアログ内の [開くボタン] を押します。
    (これでプロジェクトにソースファイルが入りました)
  19. AVR Studioの上側のメニューバーの[Build] をクリックします。
  20. リストが表示されるので そのリスト内の[Build] をクリックします。
  21. AVR Studioの下の部分にコンパイル経過が表示されて
    最後の行に[Build succeeded with 0 warnings...] と表示されます。
    これでコンパイル(ビルド)完了です。
  22. 出来上がったファイル(HEXファイル)は
    このプロジェクトのフォルダの中の[default] フォルダ中の
    [PR_LED_BLINK_TINY13.hex] です。

2016年8月10日更新Taishi